新たなタトゥー表現
しかし、アンチマタトゥーは最もデリケートな「白」を輪郭に用いる特殊な技法です。そのため、仕上げの工程では色が重ならないよう、極限の精密さと繊細なタッチが求められます。
私たちはその緻密なタトゥー技術を追求し、従来のタトゥーとは異なる精緻感と深みを持つ、工芸品のように洗練された新たなタトゥー表現を生み出しました。
仕上がりについて
ホワイトタトゥーには、施術後およそ1年間の「ダウンタイム(安定期間)」があります。この期間は、タトゥー施術によって生じた表皮の回復期間であり、肌の内部に定着したインクが綺麗に発色していく為の大切なプロセスです。
治癒の過程では、真皮層に入れた白のインクが一時的にトーンダウンし、くすんで見えることがあります。黒やカラーのタトゥーにも同様の反応はありますが、濃い色の場合は変化が目立ちにくいため、ホワイトタトゥー特有の現象として感じられることがあります。この時に変化しているのは表皮の状態であり、インク自体が変色しているわけではありませんのでご安心ください。表皮が完全に落ち着き、肌の透明感が戻ると、くすみが消え、本来のホワイトタトゥーの美しい白さが現れます。
なお、最終的な発色は表皮の色味や肌のコンディションによって異なります。
ホワイトタトゥーの
注意点とリスク
こちらのお客様は、初めてのタトゥーとしてホワイトタトゥー(白インクタトゥー)を希望され、他店で施術を受けられました。その際、「問題なく入れられる」と案内を受けたものの、結果として皮膚組織が損傷し、白インクが緑褐色に変色してしまいました。
写真中央の赤い部分は赤インクではなく、皮膚が再生できず傷痕となってしまった箇所です。ホワイトタトゥーは、アーティストの技術と知識によって仕上がりが大きく異なります。インクを入れる深さ、肌質への理解、白インクの扱い方――これらを少しでも誤ると、変色や傷跡などのトラブルにつながることがあります。
ホワイトタトゥーは非常に繊細で、高い技術力を必要とする施術です。そのため、ホワイトタトゥーの実績が豊富なアーティスト、そして経験と技術を信頼できるスタジオを選ぶことが何よりも重要です。



